バレニン以外の鯨肉パワー

鯨肉に含まれる、さまざまな効能をもった脅威の成分「バレニン」。

しかし、鯨肉にはバレニン以外にも、さまざまな有効成分が含まれています。


●DPA
鯨肉には動脈硬化を防ぐ効果があります。
それはDPA(ドコサペンタエン酸)という独特の油成分が含まれているためです。
鯨肉にはなんと、魚の10倍ものDPAが含まれています。

鯨肉の中でも、DPAが多く含まれているのは「鯨ベーコン(うねす)」です。

鯨肉の成分にインスリンに似た働きをする物質が含まれているため、高血糖を抑えて、糖尿病の予防効果も得られ、動脈硬化に効果があります。
DPAには、血中脂肪の低減の他にも、抗アレルギーや脳機能の向上といった効果があります。


●カルノシン
カルノシンは、鯨肉の旨味成分で、脳神経細胞を保護し、認知症予防にとても有効に働きます。
カルノシンはマグロやサバにも含まれますが、鯨の赤肉100gに含まれるカルノシンは飛び抜けて多く、なんと147mgも含まれています!
鯨肉と同じだけのカルノシンを摂取するためには、マグロ肉ならば約1.4kg、サバなら約2kgもの量を食べなければなりません。

そのほか、鯨肉には、血液がサラサラになる不飽和脂肪酸のDHAやEPAのほか、美容に良いコラーゲンなども豊富に含まれています。



いかがですか?バレニンはもちろんのこと、良いことづくめの鯨肉。食べなきゃ損ですね!